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2010.11.03[水] 第62回正倉院展

101024.jpg奈良国立博物館で開催中の正倉院展へ今年も行ってきました。
今年は平城遷都1300年と光明皇后の1250年遠忌に当たることから、例年よりも長い期間開催され、連日非常に多くの観客が正倉院の宝物に魅了されています。
自分が訪れた日は、先月24日の開催2日目でしたが、いつものように開館1時間前に奈良国博に到着すると、既に2~300人ほどの観客が列を成し、例年以上の盛り上がりを感じました。

さて、今年で62回目を数える正倉院展は、聖武天皇・光明皇后が愛用した遺品をはじめ、東大寺の法要に用いられた品や平城京に生きた人々の暮らしぶりが窺がえる品などを中心に、14件の初出陳を含む合計71件が出陳されていました。

なかでも、今年の目玉として注目された「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしだんごげんびわ」」は、多くの“正倉院展ファン”からも再出陳を永く熱望されていたそうですが、19年ぶりに待望の再出陳ということもあって、「五絃琵琶」を鑑賞するために、館内でも非常に長い行列ができていました。
ベルトコンベア式で見るため、ジックリと細部を鑑賞することはできませんでしたが、螺鈿や玳瑁(タイマイ)の甲羅、琥珀などを用いた唐花紋の装飾が輝いて大変美しかったです。
因みに、この「五絃琵琶」は世界で唯一現存するものだそうで、聖武天皇が遺愛した品だそうです。

ほかにも、精巧なスッポンを模した「青斑石鼈合子(せいはんせきのべつごうす)」や、東大寺の大仏開眼の際に奉納された伎楽で使用されたという酔胡王の伎楽面など、どれも素晴らしい宝物が数多く出陳されていましたが、個人的には、光明皇后が大仏に献納したという薬物「冶葛(やかつ)」に興味をもって拝見しました。

「冶葛」は主に皮膚疾患の外用薬などに使用されるそうですが、近年の調査で猛毒が含まれているとの報告があり、正倉院に1250年の時空を経た現在においても、その薬効性はもちろん、猛毒性についても何ら変わりないという、最新の科学調査の結果が出たことに大変驚きました。

第62回目を数えた正倉院展は、今月11日まで奈良国立博物館で開催中。
一年に一度のこの機会に、日本が世界に誇る至宝の数々を是非ご覧になってみては如何でしょう。

■第62回正倉院展
・会期/2010.10.23(土)~11.11(木)
・時間/午前9時~午後6時 (金・土・日・祝は午後7時まで)
・会場/奈良国立博物館
・料金/一般\1,000 高校・大学生\700 小・中学生\400
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