写真日和

季節の花を中心に…。 

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2011.03.02[水] 東北院の軒端梅

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聴松院をあとに、吉田山の東、真如堂の近くにある東北(とうぼく)院の「軒端(のきば)の梅」を見に行ってみました。

東北院の歴史は古く、元々は藤原道長が娘である上東門院彰子の御願により、京都御苑の東側にあった法成寺内に建立された常行三昧堂が起こりとされ、元禄年間に現在地へ移転されたものだそうですが、弁財天堂の傍らに平安中期の女流歌人・和泉式部ゆかりの「軒端の梅」と呼ばれる老木が、季節になると、現在でも芳香とともに単弁の可愛らしい白梅をいっぱいに咲かせます。

「軒端の梅」といえば、嵯峨・清涼寺にも、やはり同じく和泉式部ゆかりの樹齢350年といわれる古木が、僅かながらに深紅の花を咲かせますが、彰子に仕えた晩年の和泉式部が軒端から慈しんだことから「軒端の梅」と伝えられているのだそうです。

根の周囲が2メートル、そして高さ7メートルを超える東北院の「軒端の梅」は、謡曲「東北」に因んで植えられたものだそうで、諸国行脚の途中で東北院に立ち寄った僧が、木陰に坐って法華経を唱えていると、朧月夜の闇の合間から和泉式部の霊が現れて、昔の東北院での生活の様子を語り、舞を舞って消え、僧が目覚めると梅の香りが漂っていた…という物語だそうですが、寂れた境内の一角にひっそりと咲き誇る東北院の「軒端の梅」に、和泉式部の風雅を今に偲ばせてくれるようです。

【撮影日/2011.02.27】
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